プライバシーとセキュリティ設定
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Vivaldi のプライバシーとセキュリティ設定を利用して、プライベートなデータを安全に保護することができます。
デフォルトでは、ユーザーにとっての利益を考慮して各設定が無効・有効となっていますが、設定 > プライバシーとセキュリティ に移動して、各設定を変更することが可能です。
常に安全な接続を使用する (HTTPS)
安全性の低い HTTP の代わりに、常に安全な HTTPS プロトコルを使用してウェブサイトを読み込むには:
- 設定> プライバシーとセキュリティに移動する
- 「常にセキュア接続 (HTTPS) を使用する」を有効にする
この設定はデフォルトでは有効となっていないため、Vivaldi はウェブサイトに安全にアクセスできるかどうかを確認し、可能な場合には、安全な接続を使用します。その結果、ほとんどのウェブサイトにおいては、この設定は実際に必要ありません。ただし、HTTPS を提供していないウェブサイトを絶対に使用したくない場合は、最初に警告メッセージをクリックすることなく、この設定を有効にすることを選択できます。
この設定を有効にしていると、HTTPS を提供しているウェブサイトで HTTPS リクエストへの応答に時間がかかる場合に警告が表示される時があります。これは、ウェブサイトが安全な接続をサポートしていないのか、サポートしているけれども反応に時間がかかっているのかを、Vivaldi で判別することができないからです。このようなケースがあることも踏まえて、設定を有効にするかどうかを検討してください。
Vivaldi を離れるときにプライベートタブをロックする
プライベートタブを長期間、開いたままにしておきたい場合、プライバシー保護のためにタブをロックすることができます。次回、Vivaldi を開いてプライベートタブを表示する際には、最初にスマートフォンやタブレットの画面ロックを解除する PIN やパスワード、パターンなどの入力を求められます。
プライベートタブのロックを有効・無効にするには:
- Vivaldi メニュー> 設定 > プライバシーとセキュリティ に移動する
- 「Vivaldi を離れるときにプライベートタブをロックする」を切り替える
- デバイスのロックを解除する方法で本人確認をする
支払い方法へのアクセス
設定 > 決済方法 で Vivaldi にクレジットカードの詳細を保存して、オンライン取引を素早く行うことができます。ウェブサイトは支払方法が保存されているかどうかを確認することができます。サイトが確認を行えないようにブロックするには:
- Vivaldi メニュー> 設定 > プライバシーとセキュリティ に移動する
- 「お支払方法へのアクセス」を無効に切り替える
ページをプリロードする
Vivaldi がユーザーが訪れる可能性が高いと判断したページをプリロードすることで、ブラウジングを高速化できます。プリロードはデフォルトで有効になっています。
プリロードの設定を変更するには:
- Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > ページをプリロードする に移動する
- プリロードなし・標準プリロード のいずれかから選択する
Cookie が許可されている場合、プリロードに使用される可能性があります。
Google サイトがページ上のリンクを非公開でプリロードするように要求した場合、Vivaldi は Cookie を使用せずに Google サーバーを通じてページを暗号化し、プリロードします。こうすると、ユーザーの ID はプリロードされたサイトから保護されます。プリロードされたページは暗号化されており、そのページにリンクしているサイトは Google サイトであるため、これらのページを非公開でプリロードしても、Google サーバーは新しい情報を受け取りません。
安全な DNS を使用する
ウェブサイトを開くには、IP アドレスが DNS(ドメインネームシステム)プロバイダーを介して取得される必要があります。安全な DNS は HTTPS 経由で DNS サーバーにアクセスし、デバイスと DNS サーバー間で転送されるすべてのデータを暗号化します。
DNS プロバイダーを選択するには:
- Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > セキュア DNS を使用する に移動する
- 現在のインターネットサービスプロバイダーを選択するか、以下から選択する:
- カスタム(優先するプロバイダーの URL を手動で入力する)
- Google(パブリック DNS)
- CleanBrowsing(ファミリーフィルタ)
- OpenDNS(オープンDNS)
- Cloudflare (1.1.1.1)
- NextDNS(ネクストDNS)
「Do Not Track(トラッキング拒否)」リクエストを送信する
「Do Not Track」リクエストを送信するオプションを有効にすることができます。これは、ウェブサイトにトラッキング Cookie を使用しないようにリクエストする方法です。しかし、このリクエストはサイトによって無視されることがあり、避けたいと考えるサイトは、ほとんどの場合、リクエストを尊重しないでしょう。
タップして検索する
Google をデフォルトの検索エンジンとして選択している場合、「タップして検索」機能を利用できます。ページを離れることなくトピックに関して調べることができます。
「タップして検索」を利用するには:
- 検索したいワード上でテキストを長押ししてハイライトし、必要であればハイライトされた領域の両側をドラッグして検索語句を調整する
- 画面を下から上にスライドして検索結果を表示する
- 検索結果をタップして新しいタブでウェブページを開く
- 下にスワイプして検索を閉じる
より正確な結果を得るために、Google に検索語句の周辺のテキストを含めることを許可することができます。有効にするには:
- Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > タップして検索 に移動する
- 「Google 検索に周辺のテキストを含める」を有効にする
「タップして検索」(デフォルトで有効)を無効にするには:
- Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > タップして検索 に移動する
- 切り替えボタンをタップして機能を無効にする
閲覧履歴データを削除する
閲覧履歴データを削除するには:
- 履歴パネル を開いて、画面下部右側の 「閲覧履歴データを削除」をタップする
あるいは、 Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データを削除 からアクセスする - 期間を選択する
- 削除したいデータの種類を選択する
- 「データを削除」をタップする
終了時にセッションの閲覧履歴データを消去する
アプリの終了時に閲覧履歴や、その他のデータを削除したい場合には、終了時に自動的に削除されるように設定できます。設定を有効にするには:
- Vivaldi メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > 終了時にセッションデータをクリア に移動する
- 設定をオンに切り替える
- 削除したいデータを選択する
- 閲覧履歴
- Cookie とサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
- 開いているタブを閉じる
アプリを最小化したり、アプリスイッチャーメニューから削除するだけではブラウザを終了できません。 Vivaldi を終了するには:
- Vivaldi メニューに移動する
- メニューの一番下までスクロールする
- 「終了」を選択する
最高の WebRTC パフォーマンスを実現するブロードキャスト IP
最適な WebRTC(ウェブリアルタイム通信)パフォーマンスのために IP をブロードキャストする設定は、VPN 接続を利用しており、WebRTC を利用して実際の IP アドレスを確認しようとするウェブサイトから IP を隠したいと考えているユーザーに特に関連性があると言えます。
Vivaldi では、ブロードキャストはデフォルトで有効となっています。つまり、ウェブサイトは IP アドレスを確認できるということです。しかし、多くの場合、単に内部ネットワークの IP アドレスのみを確認できるにすぎません。この設定を無効にすると、プライバシーを高めることができますが、ウェブサイトの機能に問題が生じる可能性があります。