Vivaldi 向け Proton VPN

Vivaldi ブラウザの VPN 機能は、Vivaldi Technologies と Proton AG 間の協力により提供されています。Proton VPN は Vivaldi に統合されており、Vivaldi アカウントを使用して無料で VPN サーバーに接続できます。また、有料のプランにアップグレードすると、さらなる機能を利用できます。

VPN とは?

仮想プライベートネットワーク (VPN) は、ウェブサイトが接続をどのように捉えるかを変更するサービスです。ユーザーの通常の IP アドレスから接続されているのではなく、VPN プロバイダー(この場合は Proton)の IP アドレスから接続されていると捉えます。VPN 接続ではユーザーと VPN サービス間の通信が暗号化されるため、通常は見ることができてしまう通信を他人が見ることはできません。VPN サービスとウェブサイト間のネットワーク通信を見ることができる人であれば、見ることは可能です。

Vivaldi で提供している Proton の VPN 機能は、「secure web proxy」と呼ばれるタイプの VPN で、Vivaldi でのウェブトラフィックにのみ影響し、他のアプリのネットワーク通信には影響しません。


VPN が必要な理由

VPN を使用すると、一時的にウェブサイトに別の国から接続していると思わせることができます。ウェブサイトが実際に使用している地域からのアクセスを許可していない場合に利用することができます。この目的で使用する場合には、新しいプライベートブラウジングセッションを使用してください。そうすることで、ウェブサイトが Cookie、JavaScript ストレージ、キャッシュを使用できなくなり、VPN を使用していなかった時のアクセスからユーザーを認識できないようになります。

VPN は、ローカルネットワーク上の別のユーザーから自分のプライバシーを守るために使用することもできます。しかし、VPN サービスとウェブサイト間の通信を遮蔽することはできないので、完全なプライバシーが必要な場合は使用すべきではありません。


どの法的管轄区域でサービスが運営されていますか?

Proton AG が運営する Proton VPN は、スイスに本社を置き、スイスとドイツに自社のサーバーを設置しています。

アカウント認証は Vivaldi によって行われます。Vivaldi Technologies はノルウェーの会社で、サーバーはアイスランドにあります。


VPN サーバーへの接続

Vivaldi で Proton VPN を利用するには、Vivaldi アカウントが必要です。まだアカウントをお持ちでない方は、こちらからサインアップできます。既に Proton アカウントをお持ちの場合は、それを使ってログインすることもできます。

VPN に接続している場合、Vivaldi でのウェブトラフィックはすべて Proton VPN を経由しますが、Vivaldi メールは対象となりません。

Proton VPN を使用するには:

  1. アドレスバー右側の VPN ボタンをクリックする
  2. Vivaldi でサインイン」をクリックする
  3. 新しいタブで、Vivaldi アカウントにログインする
  4. Vivaldi に Proton でのアカウントのリカバリーメールアドレスの共有を許可する(初回の利用時のみに表示されます)
  5. ログインしたら、VPN ボタンを再度クリックする
  6. 接続」をクリックする

一度接続すると、Proton VPN のメニューでは、「保護されていません」が「保護されています」に変わり、ボタンでは「切断」と表示されます。アドレスバーの VPN ボタンの色も変わり、ブラウジングしながら接続状態を素早く確認できます。

さらに、接続が実行されたことを知らせるシステム通知を受信します。接続を解除した時や、何らかの理由で切断された場合にも通知を受信します。

Vivaldi ブラウザで Proton VPN のメニューが開いている

Proton VPN の高度な機能

その他の機能にアクセスするには:

  1. VPN メニューを開く
  2. メニュー左上の「機能」をクリックする
  3. 必要に応じて各機能を有効・無効にする

自動接続

自動接続を有効にすると、ブラウザを開く度に VPN に自動的に接続します。

ブラウザの起動後に拡張機能が読み込まれる仕組みのため、Vivaldi の起動後、短時間(数秒)で VPN が初期化されることにご注意ください。Vivaldi の起動直後は、VPN を使用できない状態でアクティブなタブが読み込まれます。

WebRTC リーク保護

WebRTC リーク保護は、WebRTC を使用することでウェブサイトやアプリに IP アドレスが漏洩することを防ぎます。これにより、一部のウェブサイトでは、ビデオ通話やライブストリーミングのパフォーマンスに影響する可能性があります。

通知

通知が有効になると、接続が行われたり、解除されたりする度にシステム通知を受信します。 Secure Core や Split Tunneling など、その他の機能は有料プランで利用できます。


プランのアップグレード

無料アカウントでは、お住まいの地域の最速のサーバーに接続されます。自分で接続先を選択するには、有料プランにアップグレードする必要があります。有料プランでは、接続先を選べるだけでなく、その他のプレミアムな Proton VPN 機能や Proton のサービスをご利用いただけます。Proton のプランに関する詳細はこちらから。

プランを表示して選択するには:

  1. VPN 拡張機能のメニューを開く
  2. 拡張機能のメニュー左下の設定をクリックする
  3. サブスクリプションを管理をクリックする
  4. プランを選択する
  5. 支払に関する詳細を入力して支払う

Vivaldi アカウントで有料プランにアップグレードすることで、Vivaldi が今後もより良いブラウザを構築していけるように支援することができます。


VPN 使用の中止

VPN サーバーへの接続を解除するには:

  1. アドレスバー右側の VPN ボタンをクリックする
  2. 接続を解除をクリックする

拡張機能からログアウトするには:

  1. アドレスバー右側の VPN ボタンをクリックする
  2. 拡張機能のメニュー左下の設定をクリックする
  3. 拡張機能のメニュー下のサインアウトをクリックする
  4. OK をクリックして確定する

VPN を完全に無効にするには:

  1. 設定 > プライバシーとセキュリティ > プライバシー > Proton VPN に移動する
  2. Proton VPN を有効にする」を無効にする

トラブルシューティング

Proton VPN に関する詳細は、 https://protonvpn.com/support/ のヘルプページをご覧ください。

Vivaldi アカウントにログイン / 登録できない

Vivaldi アカウントにログインできない、あるいは、アカウントを作成できない場合には、「登録とログインにおけるトラブルシューティング」のヘルプページを確認してください。

接続に関する問題

VPN に接続時に VPN が機能しているかを確認したい場合には、Proton のブログ記事にあるインストラクションをフォローしてください。

サービスの提供状況

Proton のサービス状況を確認するには、ステータスページをチェックしてください。

「適切なサーバーが見つかりません」

「接続」をクリックした後にこのエラーメッセージが表示された場合には、一度ログアウトして再度ログインした後、接続を再試行してください。

Android 版 Vivaldi のアドレスフィールド

アドレス欄は現在表示しているページの URL をアドレスバーで表示するセクションです。ウェブページのリンクを入力してサイトに移動したり、検索語句を入力して検索結果を表示したりできます。しかし、Vivaldi のアドレス欄には、これら以外にも様々な機能が備わっています。以下にアドレスフィールドについて詳しく説明します。

アドレスフィールドには以下の情報が表示されます:

  • サイトの情報とコンテンツブロッカー – 接続におけるセキュリティを確認したり、サイト毎の個別設定にアクセスできる他、ウェブサイトに対するトラッカーと広告のブロックレベルを変更できます。
  • アドレスおよび検索欄 – アクセスしたいリンクや調べたい検索語句を入力できます。
  • 再読み込み – 画面下の方にスクロールしていて、下にスワイプしてページを再度読み込むのが適切でない場合は、再読み込みボタンをタップするだけで済みます。

アドレスフィールドの設定

アドレスバーをタブバーと共に画面下に移動させるには:

  1. Vivaldi メニューボタン Vivaldi メニュー > 設定 > タブ に移動する
  2. アドレスバーを下部に表示」を有効・無効にする

アドレスフィールドのオプション

  • 検索候補を削除する「X」を表示 – ドロップダウンメニューで関連性の無い候補を削除するには、エントリーを長押しして確認ダイアログで「OK」をタップする。その他に、設定 > アドレスバー > アドレスフィールドのオプション に移動して、「X を表示して候補を削除できるようにする」を有効にし、候補の横の X ボタンを使って削除することができます。
  • 検索候補を有効にする設定 > アドレスバー > アドレスフィールドのオプション で有効にすると、検索語句を入力するごとにドロップダウンメニューに検索候補が表示されます。便利な機能ではありますが、プライバシーへの影響も懸念されます。詳しくはチームメンバーによるブログ記事をお読みください。

アドレス フィールドの優先順位

設定 > アドレスバー > アドレスフィールドの優先順位 で、ブラウジング履歴ブックマークダイレクトマッチなどの候補を入力するごとに表示するかどうかを設定できます。

広告アトリビューションの実装

ユーザーが広告を有効にすることを決定したサイトの広告収益化の結果を改善するために、Vivaldi には広告アトリビューションのサポートが含まれるようになりました。この変更が実装された理由については、こちらをご覧ください。

このページは主に、広告アトリビューションがどのように実装されているか、またこの実装につながった選択肢について説明することを目的としています。目標は、いつ、何が許可されるかについて完全に透明化することです。

他の広告ブロッカーコードと同様、この実装はリリース済みのソースコードバンドルの一部として完全に利用できます。これにより、実装がここや他の記事で説明されているとおりであることを完全に確認できます。

広告アトリビューションルールの許可

広告収益化の主な課題は、多くの広告プロバイダーがクリック詐欺を防ぎ、支払い前にコンバージョンが発生していることを確認するために、既知のトラッカーに依存していることです。これに対する唯一の解決策は、残念ながら、トラッカーのブロックリストが何と言っているかに関係なく、そのようなトラッカーをロードできるようにすることです。ただし、これらのトラッカーが一般的なブラウジングの一部として読み込まれないようにすることも確認したいと考えています。

これらすべての要件を満たすために、通常の広告ブロッカールール形式を拡張しました。これは、すべての一般的な広告ブロッカーとルールリストで使用されているのと同じ形式です。拡張フォーマットは、以下で詳しく説明する 3 つの新しいオプションで構成されています。

この実装は、広告ブロッカー機能のほとんどを再利用して広告アトリビューションの目標を効果的に達成できると同時に、広告ブロッカールールリストに付属する自動更新メカニズムを使用できるために選択されました。これにより、ミスを迅速に修正することができます。

仕組み

広告のアトリビューションが機能するようにすることは、複数のステップを踏む複雑な作業です。一般的に、サポートのために広告を使用するサイトに焦点が当てられますが、ほとんどの作業は特定の広告をクリックした後に行われます。実装の一環として、次の状態を経ます。

1. ユーザーがサポートしたいサイトに移動

この場合、広告アトリビューションの実装は、広告のクリックを探す必要があることを記録します。 私たちは、それが ‘プライミング’ されていると言います。

広告アトリビューションは通常、トラッカーブロッカーの状態に関係なく、広告ブロッカーが無効になっている任意のサイトで開始されます。広告アトリビューションのプライミングとは、次のナビゲーションが広告クリックであるかどうかを確認することを意味します。それ以外の影響はありません。

すべてのサイトで広告のブロックが有効になっている場合でも、パートナー検索エンジンの広告アトリビューションをサポートできるように、 attribute-ads ルールオプションを導入しました。

@@||partner-site.example.com/page-i-want-to-Support$attribute-ads

これにより、広告アトリビューションは、広告ブロッカーのステータスに関係なく、一致するページで準備されます。実際には、パートナーサイトに広告を表示できるようにするために、 document オプション(AdBlockPlus でサポートされているドキュメント許可ルールと同じ)も追加します。

@@||partner-site.example.com/page-i-want-to-Support$attribute-ads,document

2. 広告アトリビューションが準備されている場合に広告をマッチング

この場合、広告アトリビューションの実装では、読み込まれる URL と、読み込みの一部として発生するリダイレクトの URL が調査されます。

これらの URL が既知の広告と一致しない場合、広告の帰属は無効のままです。 ユーザーが行き着くサイトが、ユーザーがサポートしたいサイトである場合、再度プライミングされる可能性があります。

URL が既知の広告と一致する場合、広告アトリビューションは次のステージに進み、プロセスが続行されます。

ad-query-trigger オプションは、広告 URL の照合にルールを使用する必要があることを示すために使用されます。

||advertiser.example.com/ad-URL$ad-query-trigger=&click-id-param=|&other-click-id-param=

ad-query-trigger オプションは、|で区切られた複数のクエリ文字列フラグメントで構成される値を取ります。

ad-query-trigger ルールのパターンに一致するドキュメントに直接またはリダイレクトを介して到達すると、さらにリダイレクトが調査されます。これらのリダイレクトについては、URL のクエリ文字列が調べられます。オプションの値として指定された文字列のいずれかが含まれている場合、広告の帰属は完全に有効になり、一致する URL のオリジンがこのタブの広告ランディングオリジンとして保存されます。

ad-query-trigger オプションを使用するには、広告 URL パターンにドメイン名を指定するパターンが必要です。つまり、パターンはホストアンカーで、ドメインの後に ^/ 、または ?

特定のタブとオリジンで広告のアトリビューションを有効にすると、タブが同じオリジン内を移動する限り、その状態は保持されます。別のオリジンに移動すると、広告のアトリビューションは無効になりますが、その状態は 30 分間保持されます。期限内にさらにナビゲーションを行うと、30 分に延長されます。期限が過ぎると、元の原点の外側にさらに移動すると、状態が完全にクリアされます。ランディングオリジンに戻ると、広告のアトリビューションが再び有効になります。

広告のアトリビューションの状態は、通常、有効にされたタブに限定されます。ただし、有効になっているタブから新しいタブへの同一生成元ナビゲーションは、その状態を保持します。

また、広告アトリビューションは、トリガーされてから 7 日後に必ず無効になります。

3. 広告アトリビューションが有効になっている場合のトラッカーのマッチング

広告アトリビューションを有効にすると、配信元がランディング配信元と一致するページに読み込まれたリソースが調査されます。広告のアトリビューションに許可するリソースを指定するために、 ad-attribution-tracker オプションを含むルールが使用されます。

@@||advertiser.example.org/track-click$ad-attribution-tracker=advertiser.example.com/&click-id-param=|advertiser.example.net/&ad_id=

このルールの本文はリソース自体の URL と一致しますが、 ad-attribution-tracker オプションの値は、許可するコンテキストを提供します。 このオプションの値は、| で区切られたドメイン/クエリフラグメントのペアで構成されます。ドメイン部分は、クリックされた広告のドメイン(ランディング元ではなく、広告自体)と照合されます。クエリフラグメントは、広告アトリビューションを有効にするために使用されるクエリ フラグメントと照合されます。ペアは、両方のコンポーネントが一致する場合に一致します。このルールは、リソース URL が一致し、ドメイン/クエリ フラグメントのペアのいずれかが一致する場合に一致します。トラッカーがこの方法で許可されると、広告ブロッカーとトラッカーブロッカーの両方でブロックがバイパスされます。

これらのルールは、現在、Vivaldi が提供する「パートナーからの広告を許可する」リストでのみ使用できます。 これは、悪意のあるルールリストで使用される可能性のある状況を回避するためです。ここでは、どのパートナーサイトで広告アトリビューションが有効になっているか、その結果としてどのトラッカーが許可されているかについて、リストを調べることができます。

ダッシュボードを最大限に活用しよう

ダッシュボードは、一元化されたスペースでデジタルライフを完全にコントロールできるように設計されています。 ここでは、ダッシュボードとそのウィジェットをカスタマイズしてスタートページを最大限に活用するためのヒントをいくつか紹介します。

翻訳機能

Vivaldi の翻訳機能を使えば、言語の壁を超えてウェブをもっと活用できます。

翻訳パネルへのアクセス

翻訳パネルを開くには:

  1. パネルボタンをタップする
  2. 翻訳パネル ボタンをタップする

テキストの翻訳

パネルでテキストを翻訳するには:

  1. 翻訳パネルを開く
  2. 入力欄にテキストを入力するか貼り付ける
  3. 翻訳」をタップする

言語が自動的に検知されない場合には、パネルの下にある自動検知をタップして言語を選択してください。また、翻訳先の言語も変更することが可能です。

翻訳データの消去

翻訳の終了時、あるいは何か他のものを翻訳したい場合には、翻訳データの下にある 消去」をタップしてください。


ページ全体の翻訳

ウェブページのテキストをすべて翻訳するには:

  1. ウェブページの翻訳を提案する通知か、アドレスバーの 翻訳」ボタンをタップするか、 Vivaldi メニュー > 翻訳 に移動する
  2. 翻訳の言語を確認する
  3. 翻訳」をタップする
iOS 版 Vivaldi でウェブページを開いている状態 矢印がアドレス バーの翻訳ボタンを指している

さらに、以下のいずれかから選択できます:

  • (該当の言語のページを)常に翻訳する
  • (該当の言語のページを)翻訳しない
  • このサイトは翻訳しない

ウェブページのテキストの翻訳

ウェブページの一部を翻訳するには:

  1. 翻訳したいテキストをハイライトする
  2. 表示される小さなメニューの「Vivaldi 翻訳」をタップする

翻訳パネルが開き、元のテキストと翻訳が表示されます。選択したテキストが非常に短い場合、元の言語を手動で選択しなければならない場合があります。


翻訳の設定

デフォルトでは、選択したテキストを翻訳する場合、翻訳はダイアログに表示されます。翻訳を翻訳パネルで開きたい場合には:

  1. Vivaldi メニュー > 設定 > コンテンツ設定 に移動する
  2. 翻訳パネルを優先する」を有効にする

ウェブページの翻訳に使用する言語を確認して編集するには:

  1. Vivaldi メニュー > 設定 > 優先する言語 に移動する
  2. 翻訳に使用する・使用しない言語を追加・編集する

右下の「編集」をタップして、言語の 「並べ替え」や 「削除」を実行する

翻訳を提案する通知の無効化

ウェブページでコンテンツの翻訳を提案する通知を非表示にするには:

  1. Vivaldi メニュー > 設定 > 優先する言語 に移動する
  2. ページを翻訳する」を無効にする

アプリから Vivaldi Social へのアクセス

Vivaldi Social には、https://social.vivaldi.net/ にログインすれば、どのウェブブラウザからもアクセスできます。Mastodonは プログレッシブウェブアプリもサポートしています。

ウェブバージョンに加え、Mastodon 向けに構築された様々なアプリから Vivaldi Social のアカウントにアクセスできます。https://joinmastodon.org/apps でモバイルとデスクトップの両方で利用できるアプリを確認できます。

アプリから Vivaldi Social にログインするには:

  1. 好きなアプリをインストールする
  2. 「ログイン」あるいは、Mastodon サーバーを選択するオプションを選択する
  3. Vivaldi Social のドメイン名 – social.vivaldi.net を入力する
  4. vivaldi.net でのログインを選択する
  5. Vivaldi アカウントのユーザー名とパスワードを入力する
  6. アカウントとデータへのアクセス権限をアプリに許可する

アプリのウェルカムページのプロセスでどのように実装されたかにより、必要なステップは上に書いた内容と若干異なるかもしれません。また、アプリとウェブバージョンでは使用感も多少異なります。異なるアプリを使ってみて、自分にとってベストなものを見つけてください。

パスワードの保存

Vivaldi ブラウザでアカウントのログイン情報を保存して、ブラウジング速度を向上できます。

パスワードの保存

パスワードを保存するには:

  1. ログイン情報を保存したいサイトのアカウントにログインする
  2. ログイン後すぐに、画面上部に表示されたダイアログで「保存」をタップする

開いているサイトのパスワードを保存したくない場合には、設定アイコン 設定 > このサイトでは保存しない をタップしてください。

iOS 版 Vivaldi で開いたウェブページ アドレスバーの下にログインパスワードの保存を推奨するバナーが表示されます。

パスワードの保存のオン・オフを切り替えるには:

  1. Vivaldi メニューボタン Vivaldi メニュー > パスワードマネージャーを開く
  2. 画面左下の「設定」をタップする
  3. パスワードの保存」をタップして切り替える

パスワードの表示と管理

保存したパスワードを表示するには:

  1. Vivaldi メニューボタン Vivaldi メニュー > パスワードマネージャーに移動する
  2. 本人確認を行う
  3. 表示したいエントリーをタップする
  4. サイトの URL、アカウント名、パスワード、メモが表示されます

パスワードを表示するには、目の形をしたアイコンをタップしてください

パスワードをコピーするには:

  1. パスワード欄をタップする
  2. コピー」を選択する

保存したパスワードのエントリーを編集するには:

  1. Vivaldi メニューボタン Vivaldi メニュー > パスワードマネージャーに移動する
  2. 本人確認を行う
  3. 保存したエントリーの中でアップデートしたいものをタップする
  4. 右上の「編集」をタップする
  5. 変更を加える
  6. 完了」をタップする

パスワードの削除

保存したパスワードを削除するには:

  1. Vivaldi メニューボタン Vivaldi メニュー > パスワードマネージャーに移動する
  2. 本人確認を行う
  3. 保存したエントリーの中で削除したいものをタップする
  4. 右上の「編集」をタップする
  5. パスワードを削除」をタップする

Vivaldi のパスワードマネージャーを使用した他のアプリでのログイン

Vivaldi をパスワードマネージャーとして使用し、デバイスにインストールした他のアプリでログイン情報を自動入力できます。

Vivaldi をパスワードマネージャーとして使用するには:

  1. スマートフォンの設定 > 一般 > 自動入力とパスワード に移動する
  2. Vivaldi」を有効にする

ログインするには:

  1. ログインページでアカウント名あるいはパスワードの欄をタップする
  2. 鍵アイコンをタップする
  3. Vivaldi を選択する
  4. 本人確認を行う
  5. 使用したいログイン情報を選択する
  6. ログインする

エラーメッセージ

ブラウジング中に予期せぬことが発生し、アクセスしたいウェブページではなくエラーメッセージが表示される場合があります。この記事では、以下の一般的なエラーメッセージが表示された場合の対処方法について説明します。

インターネットに接続していません

このメッセージは文字通りの内容です。ブラウザがインターネットに接続できなかったため、ウェブページを読み込めない時に表示されます。

この問題を修正するには:

  • Wi-Fi のシグナルを確認する。必要であれば、ルーターを再起動してください。
  • モバイルデータの接続を確認する。電波状態がよくない場合やモバイルサービスプロバイダー側の問題が考えられます。
  • 機内モードをオフにする

ウェブページを表示中に問題が発生しました!

このメッセージはウェブページを読み込めず、ページがクラッシュした場合に表示されます。

ほとんどの場合、この問題はページを再度読み込むことで解決できます。

問題を解決できない場合は:

  • インターネットの接続を確認して、確実に接続していることを確認した後に再度読み込んでみてください。
  • プライベートタブで問題なく開ける場合には、ブラウザのキャッシュを削除して、ページを再度読み込んでみてください。
  • 他のタブやアプリを閉じてみてください。

ポップアウトビデオ

ピクチャーインピクチャーとして知られるポップアウトビデオはデスクトップ版では人気の機能ですが、Android と iOS でも利用できることは知っていましたか? 主な違いは、モバイル端末では、ポップアウトビデオを有効にしている間は Vivaldi で他のタブを閲覧できないという点です。しかし、他のアプリのほとんどは利用できます。

iOS でポップアウトビデオを有効にするには

  1. Vivaldi でブラウジングしている間に観たい動画を見つける
  2. 再生を押して動画の全画面表示を有効にする
  3. 端末のホーム画面に移動する

動画はホーム画面上の小さな四角形の中で再生し続けます。動画をドラッグして移動したり、iOS の二本指を使ったジェスチャーで動画のサイズを変更したりできます。

動画のコントロールを表示するには四角形をタップしてください。ポップアウトビデオのコントロールには以下が含まれます:

  • 動画の一時停止
  • 10 秒ごとに動画を早送りする・巻き戻す
  • ポップアウトビデオを閉じる
  • メインウィンドウに戻る

Google による制限により、一部のコントロールが YouTube のサイトで機能しない場合があります。

ウェブページウィジェット

ダッシュボードのウェブページウィジェットでは通常通りのウェブページを読み込みますが、多少制限されたウェブページを読み込みます。通常のウェブページを作成することで、カスタムの最適化されたウィジェットを作ることができます。

ウェブページウィジェットとして読み込まれたウェブページはモバイルのユーザーエージェントを使用して読み込まれます。

ウィジェットのビューポートは 394×380 ピクセルです(ほぼ真四角の 39∶38 の縦横比)。

alert() や権限の許可に関するダイアログなどは、すべて無効となっています。ウェブページウィジェットは、通常のタブとセキュリティコンテキストと権限に関する情報を共有します。ユーザーは、通常のタブでウェブページウィジェットに位置情報などの権限を許可することができます。


ウィジェットのパフォーマンスを確実にするために

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