iPad での分割表示とスライドオーバー機能

iPad の大きな画面では、2 つの Vivaldi ウィンドウをタイリング表示したり、Vivaldi ウィンドウと別のアプリを並べて表示したりして、デスクトップのような使用感を得ることができます。 加えて、iPad で何らかの作業をしている時に Vivaldi をスライドオーバーモードで開き、素早くチェックすることも可能です。

Vivaldi を使った分割表示

iPad で新しいウィンドウを分割表示で開くには、複数の方法があります。

オプション 1

  1. Vivaldi メニューを開く
  2. 新しいウィンドウ」を選択する

新しいウィンドウは既に開いているウィンドウと並んで分割表示されます。

iPad での Vivaldi ブラウザ メインメニューが開かれ、「新しいウィンドウ」のオプションがハイライトされた状態

オプション 2

  1. Vivaldi が Dock に固定表示されている場合、画面下から上にスワイプして Dock を表示する
  2. Dock の Vivaldi アイコンを長押しする
  3. 画面右あるいは左にドラッグして分割表示する

オプション 3

  1. ウェブページ上のリンクを長押しする
  2. 新しいウィンドウで開く」を選択する

オプション 4

  1. 画面上部のマルチタスクボタンをタップする
  2. Vivaldi ウィンドウが表示されている場所の下部にある 「新しいウィンドウ」ボタンをタップする

ウィンドウサイズの変更

1 つのウィンドウをもう 1 つのウィンドウより大きくするには:

  1. 2 つのウィンドウの間のラインをタップしてホールドする
  2. 左右どちらかの方向に指をスライドして、タイル表示したウィンドウのサイズを変更する

開いているすべての Vivaldi ウィンドウの表示

以下のいずれかの方法でウィンドウをすべて表示できます:

  • 画面上部のマルチタスクボタンをタップする。 画面下にすべてのウィンドウが表示される。 フォーカスしたいウィンドウをタップする
  • iPad の App スイッチャーを開いて Vivaldi ウィンドウを他のアプリと共に表示する

別のウィンドウへのタブの移動

1 つの Vivaldi ウィンドウから別のウィンドウにタブを移動することはできませんが、コピーを開くことは可能です。

  1. 移動させたいタブがあるウィンドウでタブスイッチャーを開く
  2. 移動させたいタブを長押しして別のウィンドウにドラッグする
  3. 対象とするウィンドウのタブバーにタブをドロップする

ウィンドウを閉じる

Vivaldi ウィンドウを閉じるには:

  1. 画面下から上にスワイプして App スイッチャーを開く
  2. 閉じたい Vivaldi ウィンドウを確認する
  3. 画面の外にスワイプする

スライドオーバーモード

スライドオーバーモードで Vivaldi を開く

別のアプリや Vivaldi ウィンドウの上に小さなウィンドウで Vivaldi を開くには:

  1. Vivaldi を開く
  2. 画面上部のマルチタスクボタンをタップする
  3. スライドオーバーモードを選択する
  4. Vivaldi を上に重ねて表示したいアプリを選択する
Slide Over モードで、ライトテーマのウェブページの上にダークテーマのページを表示
スライドオーバーモードで、ライトテーマのウェブページの上にダークテーマのページを表示

全画面表示に戻す

Vivaldi をスライドオーバーモードで開いて全画面表示に戻すには:

  1. スライドオーバーウィンドウの上にあるマルチタスクボタンをタップする
  2. フルスクリーンのオプションを選択する

スライドオーバーモードの終了

スライドオーバーウィンドウを閉じるには:

  1. 画面下から上にスワイプして App スイッチャーを開く
  2. スワイプして、スライドオーバーモードで開いているアプリをすべて表示する
  3. 閉じたい Vivaldi ウィンドウを確認する
  4. 画面の外にスワイプする

iPad でのマルチタスク機能に関する詳細は、Apple のサポートページをご覧ください。

メモリーセーバー

メモリーセーバーは、一定期間使用されていないタブを自動的に休止状態にし、メモリの使用量を削減する機能です。 この機能を利用すると、ゲームやストリーミングなどに使用するアクティブなタブが、よりスムーズに実行するようになります。

メモリの削減量は、開いているタブの数とタブによるメモリの使用量により変動します。 また、休止するタイミングも場合によって変わります(特に自動オプションを有効にしている場合)。 アクセスする頻度が高いタブに比べ、あまりアクセスしないタブは、比較的すぐに休止されます。 メディアを再生するタブやフォームが含まれるタブ、メールボックスなどの更新頻度が高いタブは、より長くアクティブな状態に保たれます。

メモリーセーバーを有効にするには:

  1. 設定> タブ > メモリセーバー に移動します。
  2. 以下のオプションから選択する
    • 無効
    • 自動(推奨)
    • 1 時間アイドリング後
    • 2 時間アイドリング後
    • 3 時間アイドリング後
    • 6 時間アイドリング後

タブを再度アクティブにするには、再度アクセスして読み込んでください。 これにより、以前表示していた内容が失われる可能性があります。

メモリーセーバーはタブを自動的に休止状態にしますが、必要に応じて、バックグラウンドタブタブスタックワークスペースを右クリックしてメニューから休止のオプションを選択することで、休止させることができます。


タブ毎のメモリ使用量

特定のタブのメモリ使用量をリアルタイムで確認するには、タブバーでタブにカーソルを合わせるとタブサムネイルが表示されます。 サムネイルプレビューでは、タブが休止状態にあることもわかります。

カーソルを合わせてもタブ・サムネイルが表示されない場合は、設定>タブ>タブの表示>タブオプションでポップアップサムネイルの表示が有効になっていることを確認してください。

アクティブなタブの現在のメモリ使用量を示すサムネイル。

メモリーセーバー

メモリセーバーは、一定期間使用されていないタブを自動的に休止状態にすることで、メモリの使用量を削減するのに役立ちます。

Vivaldi フィードリーダー フィードの自動検出

Vivaldi フィードリーダーはフィードの検出に役立つ機能です。より簡単に人気の高いサイトのフィードを入手できるようになります。

メモのファイル形式

製品: デスクトップ版 Vivaldi

Vivaldi は、メモ を Markdown + Front Matter ファイル(.md ファイル拡張子)およびディレクトリ構造にインポート / エクスポートできます。 また、プレーンテキストファイル(.txt ファイル拡張子)をインポートすることも可能です。

さらに、メモを「ファイル > アプリケーションまたはファイルからインポート」からインポートしたり、「ファイル > エクスポート」からエクスポートすることもできます。

メモは、ファイルシステムのメモフォルダーの構造を再帰的に保持しながらエクスポートされます。メモのインポート時には、フォルダーの構造をメモフォルダーとして保持しながら、選択したメモのディレクトリが再帰的にインポートされます。

インポートでは、ファイルの拡張子に関わらず、すべてのファイルがマークダウン形式と仮定されます。インポート時に認識できないファイルの拡張子は無視されます。メモの添付ファイルは、インポートあるいはエクスポートできません (将来的には可能になるようにしたいと考えています)。

Vivaldi は、メモのメタデータ(メモのタイトル、関連する URL、作成日時、変更日時など)を Front Matter の序文として保持します。

インポート時には、すべてのメタデータと Front Matter の序文全体は任意となります。タイトルがメタデータで提供されない場合、ファイル名がタイトルとして使用されます。

Front Matter の序文は、ファイルの最初の行で 3 つのハイフンにより構成され、その後に改行が続きます。メタデータは、コロンで区切られたキー値ペアとしてリストされ、改行で区切られます。序文は再び、3 つのハイフンで終了し、その後に改行が続きます。Front Matter の序文で認識されないキーは無視されます。

メタデータの日付は ISO 8601 の日付と時刻の形式でなければなりません。その他の形式の場合、予測しない結果がもたらされる可能性があります。

認識されたメタデータのキーの一式が備わったファイルの例:

---
title: Example Title
url: https://example.com/
date: 2024-02-19T07:30Z
lastmod: 2024-02-21T15:09:58Z
---

I'm a *bold* Markdown note!

* List item

Vivaldi Social でのコンテンツのフィルタリング

Vivaldi Social では、不快なコンテンツや、扱いに注意が必要なものや、何らかの理由で見たくないと思ったものを自動的に非表示にしたり、飽和状態のタイムラインを緩和したりすることができます。

新しいフィルターの追加

フィルターを作成するには:

  1. ユーザー設定 > フィルター に移動する
  2. 右上の「新規フィルターを追加」をクリックする
  3. フィルターに名前をつける(警告付きの投稿を非表示にした場合、投稿にフィルターの名前が表示されます)
  4. フィルターを一時的に適用するには、有効期限を設定してください
  5. フィルターを適用する対象を選択する – ホームおよびリスト、通知、公開タイムライン、会話、プロフィール
  6. 警告付きで隠すか、完全に隠すか、いずれかを選択する
  7. フィルターの対象とするキーワードを入力する。 単語、フレーズ、ハッシュタグ、絵文字などを入力できます。
  8. 新規フィルターを保存」をクリックする

フィルターの編集

フィルターを更新するには:

  1. ユーザー設定 > フィルター に移動する
  2. 作成したフィルターのリストで、該当するものの「フィルターを編集」をクリックする
  3. 変更を加える
  4. 変更を保存」をクリックする

フィルターの削除

  1. ユーザー設定 > フィルター に移動する
  2. 作成したフィルターのリストで該当するものの「削除」をクリックする

メッセージの検索

複数のメールボックスを使用していて、多数のメールがあると、その中から目的のメールを探すのは大変です。 Vivaldi メールの検索機能を使えば、数ステップで必要なものを簡単に見つけることができます。

メッセージの検索

探したいメッセージに関連する語句を検索欄に入力すると、Vivaldi は関連するメッセージすべてを表示します。

検索を絞り込むには、新しい検索を開始するとすぐに表示されるさまざまな検索フィルターを使用します。 オプションには以下が含まれます:

  • すべてのメッセージを通して検索するか、特定のアカウントやフォルダーから検索する
  • 日付を指定する
  • 送信者あるいは受信者で探す(差出人、宛先、CC)
  • 件名で検索する
  • メッセージ本文内の語句で検索する
  • 添付ファイルが含まれるメッセージのみを表示する
  • 条件の「NOT」を使って、検索キーワードに一致しないメッセージのみを抽出する

さらに、表示フィルターでは、既読メッセージやカスタムフォルダ―のメッセージ、メーリングリスト、アーカイブ、フィード、迷惑メール、ごみ箱フォルダーを表示するかどうかを選択できます。

検索フィルターをリセットするには、「検索をクリアー」をクリックしてください。


検索の保存

よく使用する検索はフィルターとして保存できます。

検索を保存するには:

  1. 検索キーワードとフィルターをレビューする
  2. 検索フィルターの下にある、「フィルターとして保存」をクリックする

一度、検索をフィルターとして保存すると、アクションを追加することができます。

  1. 設定 > メール > メールフィルターとアクションに移動する
  2. 保存した検索フィルターを選択する
  3. フィルター設定の下部で、「アクションを追加」をクリックする
  4. アクションを選択する。 例として、ラベル、既読などを追加する
  5. 必要に応じて、現在のアクションの横にある「+」ボタンをクリックして、さらにアクションを追加することができます。
  6. メールフィルターを更新」をクリックして終了する

Vivaldi メール

製品: デスクトップ版 Vivaldi のみ

Vivaldi メールは完全な機能を兼ね備えたメールクライアントです。 望ましくないと思われるメッセージのフィルタリングと配信はユーザーのメールサーバーに依存します。

このドキュメントでは、Vivaldi メールとの互換性と受信者への快適な体験の提供を実現するため、送信者に関する仕様を説明します。


メールのレンダリング

Vivaldi メールは Chromium の Blink レンダリングエンジンを使用してメールをレンダリングしています。

また、デフォルトで外部ソースが読み込まれるのをブロックします。 ユーザーは、差出人のアドレスごとに外部のリソースの読み込みを許可するように促されます。

ロゴやシンボルなどは、小さく重要な画像が読み込まれるよう、メール自身に埋め込んでください。 その他の外部画像に関しては、プレースホルダーとして機能するように(alt プロパティ) 代替テキストを含めるようにしてください。

ユーザーがプレーンテキストを選択した場合、Vivaldi メールは HTML のみのメールをプレーンテキストに変換します。 変換のプロセスではリンクが維持され、画像は alt プロパティテキストとして読み込まれます。 明示的に装飾画像 (alt=“”) としてマークすることで、画像がプレーンテキストで表示されないようにすることができます。

最良の結果をもたらすために、丁寧に作成した HTML メッセージの代替プレーンテキスト版を使用してください。


ダークモード

Vivaldi メールはユーザーのカラースキーム設定に従い、メールメッセージを適切に読み込みます。

ウェブ標準の prefers-color-scheme メディアクエリを使用して、メッセージのライトモードとダークモードのバリアントをスタイルできます。 以下はその例です:

<meta name="color-scheme" content="light dark">
<style>
@media(prefers-color-scheme: light) {
  body { background: white; color: black; }
}
@media(prefers-color-scheme: dark) {
  body { background: black; color: white; }
}
</style>

自動ダークモードの無効化

メールにカラースキーム情報が含まれない場合、Vivaldi メールは自動的にダークカラースキームを適用します。

明示的にライトモードのみと指定することで、メールメッセージでの自動ダークモードを無効化できます。

<meta name="color-scheme" content="only light">

マルチパートの選択

Vivaldi メールは、複数の multipart/related 部分の結合や、その他の複雑で通常とは異なるマルチパートメッセージをサポートしません。 multipart/alternative で推奨されるタイプの(バイト数が)最も大きく適切な部分を選択します。


フィッシング警告

Vivaldi メールでは、差出人や返信先の欄の名前が、関連性のある差出人アドレスとは異なるメールアドレスと思われる場合、なりすまし / フィッシングの警告を表示します。 人間にとって読みやすい名前を使用するか、名前を設定せずに送信してください。

また、差出人と返信欄のメールアドレスのドメイン名(サブドメインを含む)が異なる場合も、なりすまし / フィッシングの警告を表示します。 2 つのアドレスのうち、いずれかが一般的に知られる個人のメーラードメインの場合(gmail.comicloud.com など)、なりすまし / フィッシングの警告を表示します。


スレッド

Vivaldi メールは、メールスレッドに対応できるようにデザインされています。 スレッドは関連するメールをグループ化して表示します。 RFC 5322 セクションの 3.6.4 に記載されているように、標準のメールスレッド規則に準拠します。

オンラインショッピングや、清算関連の自動アップデートが後に続くメールに対しては、スレッド形式(または表示)が便利です。 例えば、注文した商品の出荷を知らせるメールは、注文確認メールに対する返信として表示されるとよいでしょう。


カレンダーの招待メール

Vivaldi メールは、カレンダーの予定の添付ファイルを iCalendar (RFC 5545) のファイル形式で処理し、招待に対して返信していない場合の出欠確認をユーザーに促します。

その他、ウェブサーバーで予定のファイルにリンクすることもできます。 詳しくは、ウェブ開発者向けのカレンダーをご覧ください。

Vivaldi カレンダー

製品: デスクトップ版 Vivaldi のみ

Vivaldi カレンダーは、Vivaldi ブラウザに内蔵された完全な機能を備えたカレンダークライアントです。 ユーザーはカレンダーのフィードを購読したり、カレンダーのスケジュールに、単一あるいはグループ化した予定を追加したりできます。

カレンダーのフィードと予定のファイルは共に、iCalendar (RFC 5545) ファイル形式を使用しています。


Vivaldi カレンダーに予定を追加するよう促すプロンプト

カレンダーに予定を追加するようにユーザーに促すには、 https(推奨)か、http の URI スキームを使用するリンクを作成してください。 以下はその例です:

https://example.com/staff-meeting.ics

Vivaldi カレンダーでカレンダーフィードの購読を促すプロンプト

ユーザーに新しいカレンダーフィードをフォローするように促すには、webcal の URI スキームを使用するリンクを作成してください。 以下はその例です:

webcal://example.com/holidays.ics

Vivaldi はカレンダーの購読に関し、HTTPS プロトコルのサポートのみを前提とします。

Vivaldi は、アップデートを確認するためにカレンダー購読のポーリングを10 分毎に行います。 サーバーへの負荷を削減するため、カレンダーのサーバーが適切な HTTP キャッシュレスポンスヘッダーを設定し、キャッシュの再検証をサポートするようにしてください(RFC 9111 を参照)。

Flatpak のインストール

Flatpak 版 Vivaldi は Flathub を通して提供されています。Flathub は、Linuxディストリビューションのソフトウェアセンターアプリにすでに組み込まれている場合があります。Flathub は、Linux ディストリビューションのソフトウェアセンターのアプリに既に内蔵されています。見つからない場合には以下のボタンをクリックするか、こちらのリンクをコピーしてください: https://flathub.org/apps/com.vivaldi.Vivaldi

Flathubでダウンロード

Flatpak 版 Vivaldi をデフォルトブラウザおよび / あるいはメールクライアントとして設定する方法

デスクトップのファイルとプロトコルのアソシエーションの設定を通して好きなアプリを設定してください。

  • GNOME の場合、システム設定 > デフォルトアプリケーション > ウェブブラウザ に移動して、Vivaldi を選択する
  • KDE Plasma の場合、システム設定 > アプリケーション > デフォルトアプリケーション > ウェブブラウザ に移動して、Vivaldi を選択する
  • LXQtの場合、設定 > ファイルとプロトコルのアソシエーション > デフォルトのアプリ > Webブラウザ に移動して、Vivaldi を選択する

手順は、その他のデスクトップ環境においても同様です。インストール後に Vivaldi がオプションとして表示されない場合には、デスクトップセッションからログアウトして再度ログインしてください。


他のウェブブラウザからのデータのインポート方法

Flatpak Vivaldi は、Firefox や Google Chrome、Opera などの別のブラウザからのデータを検出したり、データを直接インポートしたりすることはできませんが、他のブラウザからエクスポートされたブックマークメモなどのファイルをインポートすることは可能です。

  1. Vivaldi メニュー > ファイル > アプリケーションまたはファイルメニューからインポート に移動する
  2. ドロップダウンメニューからインポートしたいものを選択してファイルの場所を確認する
  3. インポートを開始」をクリックする

ログインとパスワード情報をインポートするには:

  1. vivaldi://password-manager/settings に移動する
  2. パスワードのインポートのセクションで、「ファイルを選択」をクリックする
  3. ファイルの場所を確認してファイルを開く

ブラウザの履歴Cookie を含めてインポートするには、vivaldi.com で提供されている Vivaldi のネイティブインストレーションにインポートして、ネイティブバージョンで Vivaldi 同期を設定した後、Flatpak Vivaldi で同期にログインしてください。

Vivaldi 同期は無料で利用できるサービスで、機密性の高いエンド・ツー・エンド暗号化を使用しています。


システム上で拡張機能がアプリと通信できない場合

NativeMessaging API(コンピューター上でインストールされた別のソフトウェアと通信するために拡張機能により使用される)は、Flatpak に関しては Vivaldi では利用できません。この点は、パスワードマネージャー、ハードウェアを統合する拡張機能や、その他の拡張機能に影響を与える可能性があります。

そのような拡張機能を必要とする場合、 https://vivaldi.com/download/?platform=linux から入手できる、ネイティブバージョンの Vivaldi をインストールしてください。


Flatpak 版 Vivaldi とネイティブインストール間でのプロファイルの移行方法

1 つのインストールから別のインストールへのデータ移行や、両方のバージョンでブックマークログインメモ、その他のデータを同期してアクセスするには、Vivaldi 同期を使用するのが最良の方法です。

Vivaldi 同期は無料で利用できるサービスで、機密性の高いエンド・ツー・エンド暗号化を使用しています。


Flatpak 版 Vivaldi でのユーザーデータの保存場所

Flatpak 版 Vivaldi では、データは ~/.var/app/com.vivaldi.Vivaldi/config/vivaldiフォルダーに保存されます。ネイティブの Vivaldi では、データは ${XDG_CONFIG_HOME:-$HOME/.config}/vivaldi ディレクトリに保存されます。

同じコンピューターでフォルダーをコピーして、1 回限りのデータ移行を行おうと考えるかもしれません。しかし、同じデータディレクトリで 2 つのコピーの Vivaldi を実行するべきではありません

移行方法も参照してください。


クラッシュが発生した場合 Flatpak 版 Vivaldi からのクラッシュログの確認方法

クラッシュを再現できる場合、開発者ツールを有効にした Flatpak Vivaldi を再起動してクラッシュを再現し、3 分間待機して、Flatpak Vivaldi を通常通りに再起動してください。こうすると、クラッシュログが vivaldi://crashes のページで表示されます。

開発者ツールを使用する Flatpak Vivaldi を起動するには、次のコマンドをターミナルで実行してください: terminal: flatpak run --allow=devel com.vivaldi.Vivaldi