アドレス欄
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アドレス欄は、現在閲覧しているページの URL をアドレスバーで表示するセクションです。アドレス欄に新しいページのリンクを入力してウェブサイトに移動したり、検索語句を入力して検索結果を確認することができます。Vivaldi のアドレス欄では、それ以外にも多くの機能を提供しています。以下にアドレス欄の詳しい機能についてご紹介します。
アドレス欄のフォーカス方法
利用するには、まず、アドレス欄にフォーカスする必要があります。以下のような方法を利用できます:
- マウスでアドレス欄をクリックする
- Ctrl+L / ⌘ L のキーボードショートカットを使用する
- クイックコマンドで「アドレス欄にフォーカス」と入力する
- マウスジェスチャーを作成して実行する
ウェブページへの移動
閲覧したいウェブページを開くには:
- アドレス欄にフォーカスする
- URL アドレスを入力するか、入力すると表示される過去に閲覧したページのアドレスの候補から選択する
- 以下のいずれかの方法で開く
- キーボードで Enter を押す
- ドロップダウンメニューで表示された候補から選択してクリックする
- アドレス欄の左側のアイコンをクリックする。このアイコンは検索の虫眼鏡のアイコン、検索エンジンのロゴ、または、アドレス欄のドロップダウンメニューで過去に閲覧したページのアドレスをハイライトしている場合には、ウェブサイトのロゴとして表示されます。
Alt + Enter を押すと新しいタブでリンクや検索結果を開くことができます。ショートカットは、設定 > アドレスバー > 「新しいタブでアドレスを開く」から、Shift + Enter に変更できます。
アドレス欄での検索
アドレスバーで検索を行うには:
- アドレス欄にフォーカスする
- 検索語句を入力してデフォルトの検索エンジンで検索するか、検索語句の前に利用したい検索エンジンのニックネームを入力して検索する
- 以下のいずれかの方法で検索結果を開く
- キーボードで Enter を押す
- ドロップダウンメニューで表示された候補から選択してクリックする
- アドレス欄の左側のアイコンをクリックする。検索の虫眼鏡アイコン、あるいは、検索エンジンのロゴをクリックしてください。
アドレス欄での検索はデフォルトで有効となっていますが、専用の検索欄やクイックコマンドを利用して実行したい場合には、設定 > 検索 > 検索オプション から無効にすることができます。
検索の設定から、検索候補を有効にしたり、検索語句の前に検索エンジンのニックネームを使用した場合にのみ制限したりできます。便利な機能ですが、プライバシーへの影響も懸念されます。 詳しくはこちらのブログをお読みください。
アドレス欄のオプション
アドレスを完全に表示する
アドレス欄をクリックすると、完全なアドレスが表示され、選択された状態になります。
常に完全なアドレスを表示するには:
重要! 常に完全なアドレスを表示すると、なりすましや詐欺のリスクが増す可能性があります。ご自身で判断の上、有効・無効を設定してください。
フォーカス時のアドレスの選択
アドレス欄をフォーカスした時に、アドレス全体を選択する代わりに単に文字カーソルを置くようにすることができます。
エンコードしたアドレスのコピーと切り取り
ウェブサイトのアドレス(URL)で使用できる文字数は限られています。ラテン語以外のアルファベットがある言語のスペースや文字など、URL に特別な文字が含まれている場合、ブラウザはウェブサーバーに URL を送信する前にアドレスをエンコードします。「https://forum.vivaldi.net/category/26/日本語-japanese
」のように、アドレス欄に特別な文字を含む URL が確認された場合、URL はデコードされています。同じアドレスでエンコードされたものは、「https://forum.vivaldi.net/category/26/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E-japanese
」となります。
デフォルトでは、Vivaldi はエンコードしたアドレスをコピーして切り取ります。デコードされたアドレスをコピーして切り取りたい場合は:
重要! アプリによってはデコードされた URL が解釈されない場合もあるため、URL が壊れる可能性があります。
ページの読み込みプログレスバー
設定 > アドレスバー > アドレス欄のオプション で「ページ読み込み時にプログレスバーを表示」が有効の場合、ページの読み込み時にアドレス欄がプログレスバーにに変わり、テーマのアクセントカラーで読み込み状態が表示されます。
QR コードの生成
アドレスバーからアクティブなタブの QR コードを作成するには、設定 > アドレスバー > アドレス欄のオプション で「QR コード生成」を有効にしてください。機能に関する詳細は、「QR コードでリンクを共有」をご確認ください。
アドレス欄の機能
アドレスの自動補完
アドレス欄への入力を行うと、Vivaldi はブックマークと履歴に基づく候補による自動補完を提供します。設定 > アドレスバー > アドレスの自動補完 から、「常にブックマークを優先する」のボックスにチェックを入れて、自動補完にブックマークを優先させることができます。
親ページへの移動
URL 上の一部分で Ctrl / ⌘ を押しながらクリックすることでリンクを部分的に切り取り、そのページに移動することができます。例えば、https://vivaldi.com/blog/address-field-drop-down-guide/ の「blog」の上でクリックすると、https://vivaldi.com/blog/ に移動できます。
パラメーター無しでコピー
ウェブページのリンクには、URL の最後にパラメーターという情報が追加されていることがあります。URL のパラメーターは「?」シンボルの後に表示されます。複数ある場合には、「&」で区切られます。URL のパラメーターは並べ替えやフィルター処理、改ページの調整、言語のオプションなどに使用されます。しかし、パラメーターはトラッキングに使用されることもあります。
例えば、Vivaldi フォーラムの URL は複数のパラメーターで成り立っています: https://forum.vivaldi.net/search?term=tab%20stacks&in=titlesposts&matchWords=all&categories%5B%5D=32&sortBy=relevance&sortDirection=desc&showAs=posts
同じ URL でパラメーターが無いものは以下のようになります: https://forum.vivaldi.net/search
.
パラメーター無しのリンクをコピーするには:
- アドレス欄で右クリックする
- 「パラメーター無しでコピー」を選択する
入力履歴とアドレス欄のドロップダウンメニュー
アドレス欄右側の 入力履歴を表示をクリックすると、ドロップダウンメニューに最近訪れたウェブサイトのリンクや、アドレス欄に入力した検索語句が表示されます。
アドレス欄への入力を行う度に、ドロップダウンメニューに候補が表示されます。以下のような種類の候補が表示されます:
表示されるデータの種類を有効・無効にするには、設定 > アドレスバー > アドレス欄のドロップダウンメニュー から行えます。
候補を表示したくない場合には、設定 > アドレスバー > アドレス欄のドロップダウンメニュー から、「入力時にドロップダウンを表示する」の選択を解除してください。
トラッカー・広告ブロッカー
コンテンツブロッカー のボタンからアクティブなタブでのブロッキングレベルを調整したり、ブロックされたトラッカーや広告に関する情報を表示できます。機能に関する詳細は、トラッカー・広告ブロッカーのヘルプページをご確認ください。
サイト情報
アドレス欄の左側にあるアイコンから、サイトが 安全なのか、 安全ではないのか、あるいは、 危険なのかを判断することができます。
アイコンをクリックすると、Cookie やサイトの権限など、サイトに関する詳しい設定のメニューを表示できます。
サイト情報のボタンをデスクトップやファイルフォルダにドラッグすると、ウェブページへのショートカットを作成できます。
フィード
ウェブサイトがフィードを提供している場合、アドレス欄の右側に 「ページはフィードを提供しています」のアイコンが表示されます。ボタンをクリックして、プレビューの表示やフィードの購読を行えます。
機能に関する詳細は、フィードのヘルプページをご確認ください。
リーダービュー
リーダービュー を有効にすると、余計なものを排除して、ウェブページのメインコンテンツに集中できます。
機能に関する詳細は、リーダービューのヘルプページをご確認ください。
翻訳
Vivaldi の翻訳機能を使ってウェブページ全体を簡単に翻訳できます。アドレス欄右側の ページ翻訳のアイコンをクリックしてください。
機能に関する詳細は、翻訳のヘルプページをご確認ください。
ページをブックマーク
アクティブなタブをブックマークに追加するには、 ページをブックマークのアイコンをクリックしてください。
機能に関する詳細は、ブックマークのヘルプページをご確認ください。
アドレス欄のセキュリティ機能
完全なドメイン名を表示するスペースが無い場合、 の警告アイコンが表示されます。ページ上で何らかのデータを送信する場合、信頼できるウェブサイトかどうか、事前に完全なリンクを確認してください。
ベースドメインのハイライト
URL のベース(基本)ドメイン (eTLD+1) をハイライトして強調することで、ドメインのコントロール元を認識しやすくなり、フィッシング詐欺による攻撃を防ぐことができます。
ベースドメインのハイライトを無効にすることはお勧めできませんが、Vivaldi では、設定 > アドレスバー > セキュリティ機能 から無効にするオプションを提供しています。
貼り付けられたテキストからの Javascript の除去
Vivaldi ではアドレス欄に javascript: の URL を入力できます。Enter を押すと、現在のページのコンテキストで JavaScript が実行されます。こうすることでコマンドを素早く入力したり、コマンドを実行してデバッグツールを開くことなくページの動作を変更したりすることができます。
アドレス欄に javascript: の URL を貼り付けると、Vivaldi はデフォルトで URL の先頭から「javascript:」のプロトコルプレフィックスを削除します。これはフィッシングを防止するためで、ユーザーが JavaScript URL をコピーし、よく認識せずにアドレス欄に貼り付けて Enter を押してしまうことで、攻撃者によるユーザーのアカウントへの不正なアクセスを可能にしてしまうからです。この設定が有効の場合、貼り付けた後に手動でプロトコルを元に戻す必要はありますが、有害なサイトからの保護に役立つでしょう。
この設定による保護が不要な場合は、設定 > アドレスバー > セキュリティ機能 から無効にしてください。 無効の場合、プロトコルは削除されません。
重要! 上記のような悪意のある攻撃を確実に検知できる場合のみ、設定を無効にしてください。
常に安全な接続を使用する (HTTPS)
あまり安全でない HTTP の代わりに、常に安全な HTTPS プロトコルを使用してウェブサイトを読み込むには、設定 > アドレスバー >> セキュリティ機能 に移動して、「常に安全な接続を使用する (HTTPS)」を有効にしてください。設定が有効になると、HTTP で始まるリンクを開く場合、サイトの HTTPS バージョンにリダイレクトされます。HTTPS で読み込めるサポートが無いウェブサイトを開こうとすると、前のページに戻るか、続行するかのオプションを含む警告が表示されます。